Hey! Say! JUMPの有岡大貴くんと俳優の松岡茉優さんの結婚が発表されました。
STARTO ENTERTAINMENTでは2024年に入って5人目の結婚発表。
ジャニーズ事務所時代では考えられない結婚ラッシュにファンは動揺を隠せません。
アイドルの高齢化が進み、結婚に寛容なファンも増えてきましたが結婚発表の度に話題になるのが『交際期間について』です。
今回は現役アイドルオタクの目線で、アイドルの結婚について考えてみました。
アイドルの高齢化と結婚
昭和のアイドルといえば10代~20代に全盛期を迎え、旬が過ぎたらグループはスパッと解散。
メンバーたちにアイドルという肩書きはなくなり、俳優やタレントとして活動していくというパターンがほとんどでした。
しかし、平成に入ってからはアイドルの寿命がグンと延びました。
活動期間が20年を超えるグループも珍しくなくなっていくのです。
一方で、デビュー年齢が高齢化していくという現象も生まれています。
2000年代の頭ごろまでは、ジュニアは10代のうちにデビューできなければ終わりという暗黙の了解みたいなものがありました。
しかし、近年では20代でのデビューが当たり前となり、直近のデビュー組であるAぇ! groupの最年長・末澤誠也くんは29歳でデビューしています。
アイドル寿命が延び、オタクは長く好きなアイドルを応援できるようになりました。
その分、『自担の結婚』という一大事にも向き合わなければいけなくなったのです。
『熱愛』と『結婚』はオタクに与えるダメージが全然違う
アイドルファンと言っても色々なタイプがいます。
本気で推しと付き合いたいと思っているオタクもなかにはいますが、多くはアイドルとしての自担を好きでいるオタクでしょう。
アイドルとして自担が好きだから、プライベートは関係ない!
そう思ってはいても、いざ自担が結婚するという現実を突きつけられた時に自分がどんな感情になるのか。
それは実際にその状況になってみないと分からないのです。
どんなに自担の熱愛報道が出ていてもケロっとしていたオタクでも、いざ結婚となると大ダメージを喰らっているということも少なくありません。
熱愛と結婚ではオタクに与えるダメージが大きく違うんですよね。
熱愛報道がいくらでたところで、それはただ「付き合っている」だけ。
しかし、結婚となるとそうはいきません。
法律上で正式にパートナーと認めらる相手が自担にできたんだという事実はなかなか重いものがあります。
結婚は受け入れるけど交際期間は知りたくないオタク心
自担が結婚したときにオタクが知りたくないみっつのこと。
それは
- 相手の情報
- 出会いのきっかけ
- 交際期間
ではないでしょうか。
今回、有岡くんは事務所の公式サイトで結婚するという事実だけを発表しています。
お相手も芸能人ということで松岡さんの名前は出ていますが、婚姻届をいつ提出するかなどは今後も報告するつもりはないと明言しています。
また、ファンクラブ会員向けのコメントではお相手の名前どころか結婚の文字すら出ていません。
有岡くんが最大限ファンに配慮してくれたであろう結婚発表。
そんな優しさに水を差す情報が……。
それこそが、関係者による交際期間の暴露なのです。
「関係者によると知人の紹介で知り合い、交際期間は7、8年」
その情報、いる??
有岡くんの場合、以前から交際報道が出ていたお相手との結婚なのでファンだって薄々は分かっていたことでしょう。
だからといって、こうして改めて数字で7~8年という交際期間を突きつけられるのは違うんですよね。
「アイドルと女優。お互いモテるだろうに一途で素敵!」
7~8年という交際期間を聞いて、一般の人が抱く思いはこんなところでしょう。
誠実だなぁって思いますよ。だけど、そうじゃない。
結婚した自担の交際期間を知ってしまったオタクは
「〇年前のコンサートの時には付き合ってたんだよなぁ」
「あのドラマをとってた時も彼女が支えてたってことか」
「ラブソングも彼女のことを歌ってた??」
みたいな、あの時もこの時も自担には特別な人がいたんだという現実を突きつけられるのです。
ジャニーズ時代を含め、STARTO ENTERTAINMENTは恋愛禁止の事務所ではありません。
だけど、アイドルというのは偶像です。
本気で付き合えると思っていたわけじゃない。
だけど、たったひとりの相手がいたことなんて知りたくない。
交際期間を知ることで楽しかった思い出まで否定された気分になってしまう。
オタクの被害妄想といってしまえばそれまでですが、オタク心は複雑なものなのです。
結婚という事実よりも、オタクのメンタルを抉るといわれる交際期間の発表。
結婚自体は受け入れられるけど交際期間は知りたくないというオタク心には、オタクの楽しかった思い出に結婚相手の存在を結び付けて勝手に傷つくという複雑なファン心理があるのかもしれません。
できればこれから結婚するアイドルの皆さんには、必要最低限の結婚報告をお願いしたいところ。
そして何より。自称関係者!!!余計なことは言うなよ!!!